喪中葉書
喪中葉書が届いた。妻が大学4年の時からお世話になっていた方だ。あれから21年の歳月が流れた。就職、結婚、進学、退職とずっとそばで支えてくれていた方だ。同じ浜松出身ということで、かわいがってくれて方だと言う。そのご夫婦は80代。このところ会っておらず、年賀状で挨拶を交わす程度になっていた。毎年元気であることを確認しながら、思い出しては葉書を見て笑っていた。その妻が固まっていて、目には涙がたまっている。亡くなった故人を思い出しながら、泣いている。いつも妻を応援してくれていた方が、また一人いなくなってしまった。寂しいことである。今まで妻を支えて頂き、ありがとうございました。安らかにお眠り下さい。