シャイロックの子供たち 映画鑑賞
シャイロックの子供たちという映画を観てきました。池井戸潤さんの作品。池井戸さんは半沢直樹を書いた方で、元銀行員の作家さん。今回も銀行が舞台です。タイトルのシャイロックはシェークスピアのヴェニスの商人の金貸し。銀行の融資活動は企業への貸し出し業務。だからシャイロックの子供たち、イコール、金貸しの銀行員たち、となる。だからこのタイトルなんだと後で気づく。
銀行の舞台は長原。洗足池や旗の台や池上線も出てくる。映画館で自分の周りの場所がこんなに盛沢山。とても親近感があり興奮した映画で、別の意味でもかなり楽しかった。
映画の内容は銀行内で100万円紛失事件が起きるのが始まり。誰が犯人なのか、なぜ紛失したのか。紛失した100万円の札束の紐が出てきたのに警察に連絡しない謎。指紋を調べ出てれば直ぐに犯人が浮かび上がるのに、なぜ。そんな疑問を持った営業課課長代理の西木(阿部サダヲ)が真実を暴いていくストーリーです。