「項羽と劉邦」

お正月の休みで「項羽と劉邦」の映画を見た。とてもｽｹｰﾙの大きい映画で良かった。話は紀元前の話。秦の始皇帝が謎の死を遂げてから、皇帝側近の趙高の意のままになる。その状況の中耐えきれなくなった民衆が各地で次々に蜂起する。反乱軍の中には24歳の項羽。46歳の劉邦。戦いの中で義兄弟の契りをする。項羽は楚の名門将軍の血筋。力で相手をねじ伏せ、自ら先頭に立って無敵の強さを誇る。一方の劉邦は農民上がり。民情を理解し人を使うに長けていた劉邦が、優秀な軍師、武将らを上手く使いながら慎重にことを進めていく。劉邦は秦の二世皇帝を平和的に退位させ秦帝国は14年で幕を下ろす。ここからが覇権を争う2人。劉邦は計画的な戦いを繰り返すうちに、項羽のワンマン軍である楚軍を追い込み、項羽を討ち取る。その後劉邦は漢帝国を築く話となる。是非とももう一度みたい映画である。